税理士法人セカンドのブログ » 【経営者塾】増加する「のれん」
  • 【経営者塾】増加する「のれん」

    2018年11月26日

    池袋にて18回目のセミナーを開催しました。
    セミナーの様子は、池袋HPに記載しております。
    http://ikebukuro.second-tax.com/seminar/20181121/

     

    9~11月の3回にわたり「100分で分かる!決算書『分析』超入門2018」という書籍を参考に
    決算書の見方を改めて学びました。

     

    今回は、ソフトバンクや東芝の決算書を読み解きましたが、ここで登場するのが「のれん代」です。
    「のれん」とは、企業を買収・合併した際に「買収された企業の純資産額」と「買収価格」との
    ”差額”を表す数字です。(例:純資産額200億円の会社を、500億円で買収した場合、のれんの額は
    300億円となる。)
    のれんは、買収した企業の純資産を簿価から「時価」へ評価替えしたことになり、買収価額が高いほど
    計上されるのれんも大きくなります。しかし、買収後に業績が悪化するなどして、当初のれんとして
    見込んだ価値よりも、企業価値が低いと判断された場合、のれんは減損の対象となってしまいます。
    ブランドイメージなど帳簿にない付加価値と説明される「のれん」ですが、減損のリスクがあるため
    買収した事業が順調か、しっかりと注視する必要があります。

     

    11/24付の朝日新聞朝刊1面にも、この話題が掲載されていました。

    https://www.asahi.com/articles/DA3S13783011.html?iref=pc_ss_date (デジタル版記事)

    2018年3月期決算までに、東証1部上場企業が計上した「のれん」は計24兆円で
    5年で1.6倍に増加しているそうです。
    しかし、日本の大企業が、海外企業を買収したものの、巨額の減損処理を余儀なくされた例は
    数多くあり、買収攻勢が裏目に出るケースもみられます。
    大きなリスクを伴いますが、企業が成長していくために、今後ますます増えていく手段であるようです。

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